今日も一日頑張りました

日々のことと過ぎたこと

シダ一族との闘い

今年も庭の植物たちの勢いが凄まじい。

毎年の剪定とか水遣りとか落ち葉拾いとか、手間を考えると切ってしまった方がいいのかもしれないけれど、思い切ることができずにいます。父が思いつくまま色々植えていった統一感のない庭ですが、それなりに愛着もあります。

雑草も手ごわいけれど、一番の強敵は地植えのシダ。切っても切っても生い茂る。梅雨の間放置していたら、それは見事に青々と、生命力を見せつけてくれています。

いっその事、殲滅してしまおうかと思ったり。いやいやまだ何とかお世話できるし、と思ったり。

両親が建てた家に、一人になった今も住んでいます。今も絶賛遺品整理中です。物をため込む人たちだったので、正直生前にある程度処分してほしいな、と思っていました。でも実際、命の期限が見えて来たとき「終活」めいた事を勧めることができなかった。「物を処分して」と言うことが、あなたたちの先の時間は短いんだから、と感じさせてしまうのではないかと思ってしまって。

彼らが残したもの、彼らが造った家、庭。それらを捨てたり変えることに罪悪感を覚えてしまう。今住んでいる私の勝手のいいように変えていいはずなのに、何故か申し訳なさを感じる。それらを打ち消しながらの作業なので、全て整理し終わるのにまだ時間がかかりそうです。

これは完全に私の感傷で無意味なこととわかっているのに。まだ彼らの死と折り合いがつけられていないようです。一生続くのかも。

手間を省けるよう庭を全面的に変えたいとも思うけれど、今はまだその時ではないようです。

庭にいる蚊、独自の進化を遂げたのか殺虫剤も蚊取り線香も効きません。しかもでかい。完全防備で挑んでも顔を狙ってくるし。凶悪です。

明日の休みもシダと闘います。お隣の空き家からやってくる蔓性植物とも。同じくお隣からのドクダミにはかなり浸食されているので、対処法を考えなくては。